我々が実存を知るというのは、自己の外の者を知るのではない、自己自身を知るのである。
活きた者は皆無限の対立を含んでいる、即ち無限の変化を生ずる能力をもったものである。精神を活物というのは終始無限の対立を存し、停止する所がない故である。もしこれが一状態に固定して更に他の対立に移る能わざる時は死物である。
悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである
死の問題を解決し得て、始めて真に生の意義を悟ることができる
「気弱さ」という病は
多くの災いの原因と
なっているのだから、
鍛錬によって
叩き出すことを
試みなければならない
私の胸は言った、おお友よ、
君ひとりゆえに空は晴れ、
君ゆえにバラは赤く、
万物は君ゆえに姿は気高く、
この世ならぬものに見える。
宿命の水車のみちも
君の貴さゆえに日輪の大道となる。
君の高潔さは私にも教えた
私の絶望を克服すべきことを、
秘められたわたしのいのちの泉は
君の友情ゆえに美しい。
夜明けの光が 雪の山頂を照らし
清新な活力が
英雄の腕に湧き出ずる
おお 青年よ
その朝日の光の矢を たぐり寄せ
君が触れることによって
新しい波を起こしたまえ
そして 君の指で
世界を覚醒させたまえ
新たな躍動の世界へと
人はおのれより愛しいものを見出すことはできない
それとおなじく
他の人々にも、自己はこのうえもなく愛しい
されば
おのれのこよなく愛しいことを知るものは
自愛のために、他のものを害してはならない
過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ