戦闘の翌日に備えて新鮮な部隊を取っておく将軍はほとんど常に敗れる。必要とあらば、最後の一兵まで投入させなければならない。なぜなら、完全な成功の翌日は、もはやわれわれの前に障碍はないからである。
眉を横たえて冷ややかに千夫の指に対し、首を俯れて甘んじて孺子の牛と為る
利を計るならば、天下の利を計るべし。名を求めるならば、万年の名を求めるべし
鴛鴦の巣は風騒にやぶられ、濁世の波にも仏心の良吏はある事
剣気というのか、一種の精気が呪縛をかけてくるのだった。
元来、山家育ちの矇は、ようやく、自分の居るところの程度の低さを知ってきた。そして広い大きな世上へと、自然、その若さは疼きを擡げだしていた。