人生において本当に堪えがたいのは、悪天候の連続ではなく、かえって雲のない日の連続である
哲学的見地からはどのようにも反対できようが、しかしひとが意識に目ざめた最初の時から意識が消えるまで、最も熱心に求めてやまないものは、何といってもやはり幸福の感情である
われわれは仕事を自分の仕える偶像にしてはならない。むしろ仕事をもって、まことの神につかえなければならない。このことを心にかけない人は皆、老年期になって、精神と肉体の錯乱におちいるのである
あらかじめ考えをまとめるとか、仕事について熟考するとかいうのは、たいがいの場合、仕事をのがれようとする口実である
怠惰は、仕事よりもはるかに多く人を屈託させ、神経過敏にさせて、健康の真の基礎である抵抗力を弱めるものである
結局大切なのは、なんらかの財宝を所有することではなく、これを所有することによって人が幸福を感ずるかどうかである
名誉やいわゆる享楽のみを追っていると、ひとは結局、第三者に従属する奴隷になってしまう
利己的な努力よりもはなはだしく人を疲れさすものはない
主義の人にとっては成功なんかどうでもよい。ただ抜け目なく生きようとする者にのみ、成功は必要の条件となる