タゴール

破れ、おお、心よ、破れ、いっさいの束縛を、
おお、今日、生の悲願を成就せよ、
波が あとからあとから湧き起こるように
打て、打て、打撃の雨を降らせよ!
生命が忘我の歓びに立ち上がるとき、
闇 なにするものぞ、岩 なにするものぞ!
憧憬の潮が うねり 高まるとき、
この世に なんの恐怖があろう!

ゲーテ

われわれの頭上たかく青空に影を没しながら、雲雀が声はりあげて歌うとき、
そびえ立つ檜の梢に、
鷲が翼をひろげて舞うのをみるとき、
また平原や湖水の上を
鶴が故郷を慕って翔ってゆくとき、
人の感情が空たかく、遥かの方へ憧れてゆくのは、
誰しも生まれながらに持っている本性ではないか。